魅惑の宝石
残された伝説
サファイアは、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、と並んで世界三大宝石に数えられる石で、高い知名度と長い歴史、世界が認める美しさを持っています。そんなサファイアには様々な伝説が残されています。ほんの一部ですがご紹介します。
「シャルルマーニュの護符」
エメラルド、ガーネット、真珠などで飾られた金の枠に埋めこまれたサファイアは、「皇帝の石」と呼ばれ、持つものを皇帝にすると信じられていました。イスラムの王朝がフランク王国(ドイツ)のシャルルマーニュ(カール大帝)に贈ったものです。彼が亡くなると遺体とともに埋葬されましたが、彼の体を腐敗させなかったといいます。その後、フランスのナポレオンの手に渡りますが、彼は「皇帝の石」と知ってか知らずか、妻にプレゼントしていまいます。それから彼の凋落が始まったといわれていますが、悪妻だった妻は良妻に変わったのだとか。石の力でしょうか…、ね?
「不思議なサファイア」
ロンドンのケンジントン博物館に収められている「不思議なサファイア」。何がどう不思議なのかといいますと、「不貞を見抜く力」があり、不貞を働いている人が身に付けると変色するのだとか。怖い話ですね。ちなみにイギリスではサファイアはロイヤルブルーということで深く愛されており、ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた結婚指輪もサファイアだったそうです。これはちょっとした皮肉になってしまいましたね…。
