サファイアについて

鉱物として

サファイアは鋼玉の一種で赤い色でないものをいいます。赤色のものはルビーでクロムを含むものになります。一般的には青色から青紫色のものを連想しがちですが、赤でなければサファイアですので、黄色や茶色、ピンク色のものもあります。語源はギリシャ語の「sappheiros」、ラテン語の「sapphirus」で、どちらも青色を意味します。サファイアの突き抜けるような青色は「天空の石」という美しい二つ名を残しました。 サファイアの中にはスター効果を示すスターサファイアがありますが、これは結晶の中にルチルなど針状のインクルージョンを含むもので、光をあてると6条の輝きを放ちます。スター効果を持つ石の中ではかなり高価な部類に入ります。また、カラーチェンジ効果を持つものも希少で、同様に高価です。 サファイアは長い歴史を持っています。例えば古代ペルシャでは、大地は巨大なサファイアでできており、空の青さはそれを映しているからと考えたといいます。また、十戒の石版はサファイアでできていたといわれ、キリスト教の司教はサファイアでの指輪を右手につける習慣があったといいます。サファイアは美しい伝説に彩られたパワーストーンです。